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レーザスキャナの活用事例-4
地上型レーザスキャナを活用した実例第四弾のご紹介。
地上レーザスキャナの驚異的な性能
上レーザスキャナは、その圧倒的な計測範囲と速度で注目を集めています。水平観測範囲360°、鉛直観測範囲270°(真下45°を除く)を数分間で計測することが可能です。この技術は、短時間で多量のデータを収集することに優れており、さまざまな調査や測定に活用されています。
高所の調査も簡単に
今回の事例では、壁面の形状および付属物を足元から高所まで調査しました。従来の方法では、高所を測定するために仮設足場などが必要でしたが、地上レーザスキャナならその必要がありません。地上から簡単に高所のデータを取得できるため、効率的かつ安全に作業を進めることができます。
取得データの活用方法
今回の調査では、擁壁間目地、水抜き孔、打設継ぎ目などを三次元データとして取得しました。この取得データは、CADソフトを用いて「平面図、断面図、縦断図」などの2次元データとして作成することが可能です。これにより、現場の詳細な状況を正確に把握でき、設計や施工の精度を大幅に向上させることができます。
点群データの活用
取得した点群データは、詳細な解析やシミュレーションにも利用できるため、さまざまな分野での応用が期待されています。地上レーザスキャナの活用により、効率的なデータ収集とその後のデータ処理が一層容易になりました。
まとめ
地上レーザスキャナの導入により、短時間で大量のデータを高精度で収集することが可能になりました。今回の事例のように、足元から高所までの詳細なデータを簡単に取得できることで、仮設足場の必要性がなくなり、安全性と効率性が向上しました。今後もこの技術を活用し、より精密な測定と解析を行っていきます。
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