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レーザスキャナの活用事例-5

技術情報

今回は、地上レーザスキャナを活用した事例の第五弾をご紹介します。レーザスキャナによって取得した点群データを三次元モデル化し、設計モデルと融合することで、干渉確認を行う方法です。

点群データを三次元モデル化し、設計モデルと融合するメリット

地上レーザスキャナを使用することで、現実の状況に即した精度の高いデータを取得することができます。このデータを三次元モデルに変換し、設計モデルと組み合わせることで、視覚的に干渉箇所を確認することが可能になります。

事例紹介:仮設柱・補強材と土留支保工の干渉確認

今回は、仮設柱や補強材などの仮設構造物と、土留支保工(切梁)との干渉を視覚的に確認した事例です。地上レーザスキャナを使うことで、仮設足場の準備手間を省きながら、現況データを迅速に取得できました。この三次元点群計測によって、仮設橋脚に付属する補強鋼材と土留切梁の干渉を立体的に検証することができました。

三次元モデル化の利点

三次元モデルを使用することで、干渉確認だけでなく、離隔を定量的に計測することができます。また、将来的なイメージを具体化するのにも役立ちます。視覚的に情報を把握しやすくすることで、プロジェクトの効率化や精度向上が期待できます。

まとめ

地上レーザスキャナと三次元モデル化の技術を活用することで、現実に即したデータを基に、効率的かつ精度の高い干渉確認が可能となります。この技術の応用は、今後の建設業界においてますます重要となるでしょう。

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