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近接写真測量技術の活用事例

技術情報

近接写真測量(Close Range Photogrammetry)は、写真測量学の一種で、カメラから被写体が比較的近い距離にある場合に使用される測量技術です。

近年、デジタルカメラやSfM解析ソフト等の普及により、三次元計測技術として多方面で活用されています。

今回のブログでは、その実例をご紹介致します。

作業手順

一眼レフカメラやスマホ等を使用し、多視点から対象物を撮影する

(隣り合う写真とのラップ率は80%以上)

※放生津八幡宮(射水市)より

SfM解析ソフトで、特徴点の抽出、視点・姿勢の解析、形状復元を行う

※緑の丸は、写真撮影位置です。全周から撮影しています。

解析結果から、点群や3Dモデル、オルソ画像を生成

結果

下記リンクのように3Dモデルを閲覧出来ます。

阿形

吽形

また、3Dプリンタで出力することも可能です!

従来の模型作成手法は、型取りを行うか専門技術者が粘土等で造形することが多かったのですが、この手法であれば対象物に接触せず、簡単に形状を復元出来ます。

当社では、これらの技術を活用し、様々なニーズに柔軟に対応致します。

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