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【測量機器】ノンプリズム・トータルステーション

2020,01,31 /

【測量機器】ノンプリズム・トータルステーション

みなさんこんにちは!
ビッグ測量設計人事担当の須藤です。

今回はビッグ測量設計で用いられている測量専門の機械『ノンプリズム・トータルステーション』について紹介します。

目標点に光を発射して、反射して機械に戻った光を電子的に解析して距離を測る光波距離計と角度測定の電子セオドライトを組み合わせた測量機です。
1台の機械で、角度(鉛直角・水平角)と距離を同時に測定ができます。
望遠鏡の光軸(視準軸)と光波距離計の光軸が同軸になっていることと、測定データが外部機器に出力できることが特徴です。

◎トータルステーション
ターゲット(プリズム)をレンズで視準して、ボタンを押すだけで角度と距離を同時に誰でも簡単に測定ができて、本体に表示されます。
ピンポールプリズムや一素子プリズムのターゲットを使用して、2人で測量を行います。

◎ノンプリズム・トータルステーション
文字通り、反射プリズム等のターゲットを必要としないトータルステーションです。
測定対象物にレーザー光を照射して、反射してきたレーザー光で距離を測定します。
機種や対象物により違いがありますが、ノンプリズムで500m以上の距離を測定できます。
一般のトータルステーションと同様にプリズムでも測定が可能です。
人が近づけない場所等のプリズムが設置できない場所への測定もできるので、現場での作業効率が上がります。
地形測量や一般土木、建築現場では、トータルステーションとしての使用はもちろん、法面、岩壁、構造物の変位計測や崩落事故防止の安全監視等にも使用されます。