2022,11,16 / 会社のこと
【研修】レーザスキャナー
みなさんこんにちは!
ビッグ測量設計人事担当の須藤です。
先日、ビッグ測量設計本社ビル1階で
「3Dレーザスキャナー」の社内研修が行われていました。
「3Dレーザスキャナー」とは、計測対象にレーザーを放射状に照射することで、
表面形状の3次元座標を取得することができる計測機器です。
毎秒数万点以上の速度により非接触で計測し、高密度で面的な点群データが得られます。
簡単にいうと、目の前の景色を「立体的にスキャニング」するようなイメージです。
3Dレーザスキャナーを活用した測量では
現場を丸ごと計測することで、縦・横断面に限らず、あらゆる角度の断面データを取得することができます。
観測する密度や範囲によって計測時間は異なりますが、
1つの観測点につき、およそ20〜30分で完了するため
従来の測量方法に比べて時間短縮につながります。
さらに、対象物に直接触れること無く計測できるため、
人の立ち入りが困難な危険箇所も計測可能となり、
安全対策費を抑え、コスト削減が期待できます。
従来の測量方法には無かった多くの特徴をもつ「3Dレーザスキャナー」は
これからの測量を担っていく測量機器という位置づけです。
そんな測量の未来を担う「3Dレーザスキャナー」ですが
測量機器のなかではまだまだ高額な機械なので、
ビッグ測量設計の社員でもなかなか扱う機会が少ないのが現実。
これから少しずつ需要が高まり
「3Dレーザスキャナー」を使用する機会が増えていくことを見据えての、今回の研修です。
丸一日かけての研修で、最終段階では研修についてのテストも実施したそうですよ。
日々新しい技術が進歩する中、
社員の知識や技術をアップデートしていくことは大切ですね。